ローン金利0%と宣伝している自社ローンをご存知ですか?
本当にローン金利0%なら使いたい、そう考えるのは当然かもしれません。
自社ローンで車購入を考えているのはアナタだけではありません。
し・か・し・自社ローンを使えば必ず損するとお伝えすれば、どうでしょうか?
自社ローンが「損な車購入方法」、それは間違いありません。
そうであっても、万が一の購入リスクが大き過ぎれば買ってはダメ、そうなります。
自社ローンがどんなモノなのかを全てお伝えします!
車を買うとなれば出来る限り有利なローンを探したいところですが、ローンは探して見つかるものではなく、正直いえばそれが出来るのは信用情報に自信がある人だけです。
実は信用情報に不安があるならば、有利なローンを探すよりも有利な車を探したほうが有意義です。
もしあなたが良い車選びをしたいと考えるならば、有利な車探しが出来る紹介型のものをおすすめします。
最長10年保証と長く、無料で相談できることもあって、最近よく使われているので、車選びで失敗したくない方は必ずチェックしてくださいね。
目次:クリックでジャンプできます
自社ローンとは?
自社ローンの意味を知ってください。
- 一般自動車ローン(信販系&銀行)に通らなかった人が使うのが自社ローン
- 高額な車には使えない自社ローン(利用上限140万円)
- 多くの自社ローンで保証人を求められる
もう少し詳しい説明では、こうなります。
- 自社ローンは、車両価格10万円から140万円と利用限度額がある
- ローン回数は最長24回(2年)まで
- 金利0%でも、その分が車両金額に上乗せしてある=高い車
- 車の整備があまりなされていない=壊れやすい可能性
- 車の保証がほとんどない=保証内容があいまい=保証修理がムズカシイ
そんな自社ローンなら、大手中古車店の5万円や10万円で車検や保証付きの車を探す方がお得です。
車検が切れてなければ必要な自賠責保険も残っている、だから5万円の車でも1年~2年は使えるからです。
知り合いなどは廃車の一時保管場所に入らせてもらい、まだ車検が残っている車を見つけては色々としているようです、それも格安で。
自社ローンの仕組みを知らないと大損する
自社ローン扱っている中古車店はあまり見かけません。
自社ローン販売店では一般ローンを一切使わず、独自の分割払販売システムで車を売って利益を上げています。
一般ローンを使えば信販会社に手数料5%を支払うので損でも、自社ローンならどこにも誰にも手数料支払わない=120%儲かる、そうなります。
そんな全て自己資本で自社ローンを行える会社はこう考えられます。
- 資金力のある会社が店舗運営をしている、
- 銀行など金融機関から融資を受けられる信用ある会社、
これなら少し安心な会社だと感じられましたか?
しかし、危ない会社が非合法に行っている可能性もあるので注意は必要です。
自社ローン販売でも、貸金業務取扱主任の資格を持ったスタッフが在籍していればローンに金利を付けられますが、そんな責任者が居ないので金利0%としているのは確かです。
リスクの高い金利0%ビジネスを可能にするには、これら理由によると考えます。
- 中古車価格をとても高く設定してある(利益を多く乗せている)
- 車保証がほとんど無い
- ローン保証人を必ず要求する
- 支払不能では無条件で車回収を行う
保証人をほぼ100%求められるので、万が一では保証人に迷惑が及ぶのは間違いありません。
自社ローンのメリット&デメリット
自社ローン利用のメリット&デメリットには微妙な部分があります。
従ってメリット&デメリット併せて、混ぜてお伝えします。
自社ローン特徴をご自身で判断して見てください。
- 自社ローンは独自ルールなので、信販ローンよりはるかに審査が通りやすい
- ローン金利0%なので車両価格に大きな利益を乗せてある※値引なし等
- 頭金が必要
- 車購入可能金額は10万円〜140万円の範囲に限定される
- 支払い回数は短く12回から24回迄に完了する条件
- 親族の保証人が必要※万が一のリスクがある
- ローン支払い遅延では、車は直ぐに引き上げられる(とても早い)
- とても短い時間で車が手に入る(数日)※一般中古車店なら約1週間かかる
- 車保証が有っても無いも同然 ※販売前整備も購入後保証も最小
これら自社ローン独自のルールと特徴を見ても、全然メリットを感じないのは私だけでしょうか?
一般車ローンに通らなかった人には少し役立つローンかもしれませんが、大きな購入リスクを取る覚悟がアナタにも保証人にも必要です。
しかし、購入上限が140万円までしかないので、本当に気に入った車を手にすることは極めてムズカシイ、そう考えます。
気に行った車でなくても良いのなら、10万円、20万円乗り出し価格の車を中古車専門店などで購入する方法もあるのではありませんか?
車は安くて故障なしに長く走ってくれれば最高と考えるのは誰も同じです。
でも&しかし、中古車は新車より故障確率が高いのも確かです。
そうならば、大手中古車販売店で保証付の車を購入すれば無償修理です。
まずは大手中古車で、どの価格の車に何年保証が付いているか知ってください。
⇒大手中古車店ネットで車種&年式&保証期間&価格を確認してみる【利用無料】
確認ができましたら、自社ローン販売の車とこれら比較してください。
車種、年式、色、走行距離、保証期間、保証内容(超大切)、そして価格です。
個人の考えですが、大手中古車店に勝てる「販売価格、保証期間、サービス内容」は自社ローン店ではあり得ません。
万が一の修理保証は無いも同然
自社ローン販売店には修理保証とうたっているお店があっても、それはムズカシイとしか言えません。
- 古くて整備もあまりされていない車は故障する
↓ - 修理保証項目が少なすぎる
↓
- 少額保証と短い保証期間の車は怖くて使えない
↓ - 頻度ある故障には高額実費の可能性がとても高くなる
自社ローンで車が買えるとしても、これらリスクによりお得な買い物とは言えません。
- 通常より高い値札、
- 整備されてない車、
- 一般中古車より高い故障発生の確率(可能性)、
そんな自社ローン金利0%より、金利2~3%の銀行マイカーローンなら車所有権は始めから借主にあるので車購入直後の売却も可能になります。
超低金利2~3%の銀行自動車ローンではどんな返済金額とスケジュールになるのでしょうか?
下記で簡単に計算できます。
計算結果はどうですか?
自社ローン金利0%でも危険が危ない車、金利2~3%でも完全保証で安心な車。
どちらを選びますか?
もし自社ローンが払えなくなったら
アナタにとって必要な車を自社ローンで持てたとしても、万が一の支払い遅延では車の即時回収となってしまいます。
しかも、回収された車に売却時と違うキズや変化あった場合、アナタには現状回復義務があることも覚えておいてください。
一般的な銀行やディーラーローンであっても、その判断は全て法的根拠によってのみ施行されます。
しかし、自社ローンは個人的ルール=法的な介入根拠にならない=何か問題があっても公的な力は及ばない!
相手のいいなり、されるがまま、そんなリスクが自社ローンには有る、そうご理解ください。
従って、中古車店の数店舗で購入できなかっだけでの自社ローン利用はダメです。
もし保証人さえ用意できれば、中古車店の信販系ローン(クレジット)や低金利の地方銀行カーローンも使えます。
地方銀行系カーローンなら車代金+税金+年間維持費(ガソリン、駐車場)まで、低金利で借入可能です。
そんな借入が可能なら、年間の車維持費の心配もいりません。
7年(84回)ローンを使う方法
自社ローン支払回数は最大24回(2年)までしかありません、保証人を付けてもです。
同じ保証人を要求されたとしても、大手中古車販売店の7年(84回払い)ローンならこんなに使えます。
- 金利10%前後のローンでも7年(84回払い)なら何とかなる
- 頭金なしでも50万円以上の車に乗れる可能性アップ
- 大手中古店なら車の質も保証内容も自社ローン店とは大きく違う
- 万が一でも車の無条件引き上げはない(法律に基づいて行われるので)
上記で問題あるとすれば、7年の長期ローンなので保証人を要求される可能性があることだけです。
保証人が可能なら、自社ローンを使わなくても良い車をゲットできると考えられませんか?
車維持費が一番安い車を選ぶ
安い車が手に入ったとして、長く乗り続けるなら2年に1度の車検、毎年5月の自動車税、毎月の維持管理費等が一番安い車にして下さい。
中でも毎年5月の自動車税が一番安いのは10,800円、その次に安いのが29,500円であり、最高は111,000円までと排気量で大きく違ってきます。
おススメは10,800円の軽自動車ワゴンタイプです。※商用登録なら自動車税5,000円のみ
軽ワゴン座席を折りたためば、後席部分190㎝前後の寝れるほどのスペース確保できて何にでも使えます。
もちろん、使用目的があるのなら普通車ワゴン、ワンボックも有用でしょう。
どちらにしても、毎年5月のに払う自動車税が軽の10,800円と普通車の約3万円前後では天と地ほどの差があるのを覚えておいて下さい。
加えて、定期交換が必要なオイル、プラグ、タイヤ、ブレーキ部品、バッテリー、整備費用+車検費用も一番安く上がるのは軽自動車しかありません。
アナタが飛ばし屋で無い限り、軽で問題ないと考えます。
飛ばし屋でなくても、高速道路走行が多ければ軽ターボを買えば問題ありません。※個人的にN-WGNターボ所有
自社ローンを最終手段と考えない
アナタが自社ローンを考えているのは、何らかの理由によって一般的な車ローンに通らなかったからでしょうか?
理由はここにありますか?
- 生活保護受給者
- 自己破産経験者
- 年金生活者
- 金融事故経験者
アナタがこれらのどこかに該当していたとしても、自社ローン利用は将来において新たな火種になる可能性がある、そうお考えください。
もし自社ローンが利用できたとしても、これらは何かしらリスク要因となります。
- 頭金が必要、
- 親族保証人を探さなくてはないない、
- 高い車を(年式と性能に比較で)買わなくてはならない、
- 車保証があっても無いも同然の内容、
- 毎月の返済を心配しなくてはならない(最長支払回数24回なので)
- 万が一では無条件(違法)に車を引き上げられる、
上記どれであってもアナタの精神的&金銭的リスク要因になりかねません。
車探しで苦労する、支払いなど購入方法で苦労するなど・・・
万が一にでも保証人に迷惑が及べばオモイッキリ精神ダウン!
そんなリスクあるのなら、なんとか5万円か10万円を工面しての車現金購入を考えればどうでしょうか?
自社ローンを最終手段としない方法
私なら自社ローンは使わずにこうします。
- 車に詳しい整備士などを探し、車選びに同伴する
- 廃車センターに入れてもらう
- 1年ほど車検有効な車を選んで数万円~10万円以内で購入する
- 車検有効な車なら、同期間の自賠責保険も付いているので少し安心
- 車利用で少しお金に余裕できたら、一番安い任意保険に加入
上記の最終手段以外なら、誰かに保証人をお願いして車保証範囲が広く期間が長い大手中古車店から7年(84回払い)ローン購入にトライします。
車検1年くらい残っていれば仕事を2つ掛け持ちしても何とかお金を作れる、そうも考えます。
さら10万円の中古車でも、保証あれば買いだとも言えます。
そんな車探しに疲れたら、どんな車相談もチャットだけ済ませられるサイトがあります。
まとめ前に1つありました。
中古車購入でだまされない
TV番組で「駐車場に放置された車の持ち主を探せ」、そんな内容がありました。
不法放置された車の持ち主のコメントに少し驚きました、以下。
「知人から車を30万円で購入したのですが維持ができなくなって放置しました」
今度は、車を売ったという知人へのインテビューでもっと驚く、以下。
「中古車屋で10万円ほどで購入したのですが、乗らなくなったので30万円で売りました」
10万円で買って、しばらく乗って30万円で売る?
これって自社ローン販売店のアレです!?
新車に定価があっても、中古車には定価が存在しません。
従って、廃車置き場から仕入れた1万円の中古車を名義変更+車検2年を付ければ40万円でも50万円でも値付けは自由です。
車知識があれば少しは車種、年式、走行距離での値段想像できても、素人では不可能となります。
もし大手中古車販売店なら300%違う車仕入れと販売方法です。
大手中古車販売店の仕入れルールとは
大手販売店の仕入れ基準があれば、安心の中古車購入が可能になります。
- 全国で毎日開催される「車オークション」など中心に仕入れる
- 訓練された整備士が、事故車を仕入れることはない
- 仕入れた車は整備調整、部品交換、必要に応じて車検を取る
- 販売前にも整備調整され、さらに販売価格に応じた保証期間を設定する
大手自動車販売店の多くは上場会社であり、こうなります。
「厳しい基準で仕入れた車に必要十分な保証を付けて適正価格で売る」
どんな価格帯の中古車購入であってもシッカリした保証付を買う、それが購入後リスクを最小限にする唯一の方法です。
それと真逆に、購入後リスク最大となる可能性あるのが自社ローンとお考えください。
自社ローンを使うくらいなら、廃車センターで5万円や10万円の車をゲットする、そちらをおススメします。
そうでなければ、販売価格なりの保証が付く車をゲットしてください。
⇒大手中古車販売店で完全整備+長期保証の車を確認してみる【利用無料】
自社ローンを使わない車購入方法まとめ
個人的なお話ですが、私の1号車は弟からタダでもらいました。
ホンダのセダンで自然ツヤ消し!?ベージュの車・・・。
誰でもお金がない時はそんなもんです。
そんな時期の車選びは「古くて小さくても車の形をしている車を選ぶ」です。
自分の好みも何も車に求める必要はありません。
そんな車を数年維持できれば&役立てれば次に進めます。
絶対にガンバってください!
最後までお読み頂き、本当にありがとうございました。
また、「車の買い方【119番】」でお会いしましょう!
下取りを依頼して出された査定額にがっかりすることはありませんか?それは下取りを業者任せにすることが高値の査定額が出ない理由です!
実は下取りも相見積もりすることが可能で、平均18万円の査定額アップが期待できます。(かんたん車査定ガイドアンケートより)
もしあなたが安い下取り額にうんざりしているならば、必ず相見積もりをして査定額平均18万円アップで損をしないようにしてくださいね。
⇒下取りでも相見積もりをして査定額を平均18万円上げるならこちら【無料】
あなたは一般の方が見ることが出来る中古車情報は全体の3割程度なのをご存知ですか?
残りの7割は業者しか見ることが出来ない流通段階の車で、良い車は業者によってこの時点で買われてしまうのです…
しかし、今はネットで一般人が見られない非公開車両を見ることが可能になりました!もちろん、全部ではなくその一部ではありますが、良い中古車選びをしたいという方に役立つのは間違いありません!
ネットでありがちな「保証なし」とは無縁で、最長10年保証も付けられるのでアフターフォローも万全ですので、失敗のない中古車選びをしたい方は詳細を確認してください。
⇒一般人に非公開な車両情報も含めてよい中古車探しをするならこちら【無料】
