車ローン購入は金利があるので利用者が少ないと思っていませんか?
金利が高い、モッタイナイから現金払いが多いと思っていませんか?
実はその逆です!
理由は不景気だから、そしてローンで買えばイザという時に必要な現金をキープできるからなんです!
ローン金利は2%〜7%と低く、平均ローン期間も3年から5年と短いので日々の生活に影響を与えません、負担になりません。
そんなアナタにお得なローン金利、ローン支払回数、頭金の有効利用法などお伝えしていきます。
車を買うときにローンの審査が通過するかどうか、また金利の高低など気になりますが、それ以上に車体価格を気にしたいところです。
というのも、金利が数%変わっても、それほど総支払額は変わりませんが、車体価格が変わるなら総支払額の影響も大きいですよね。つまり、総支払額を気にするなら車体価格がいくらなのか?値引きをしっかりするかどうかを考えるべきなのです。
買う車が決まっても契約までは比較情報を探すことが良い車選びに重要です。もしあなたが車選びで失敗したくないならば、ネットから申し込みできる車提案サービスを使ってみてください。
しかも、一般の人は全体の3割しか車情報を見れませんが、こちらは流通段階の残り7割が見れちゃいます!
目次:クリックでジャンプできます
車をローン・現金で買う人の割合
車をローンで買う人・現金で買う人の割合は近年5割を超えてきています。
その理由は、メーカー側が用意する通称残クレの使いやすさから、融資で車を買う方が増えてきたことが要因です。
自動車の耐用年数が伸びる中で、「どうせ買うならいいものを」という心理もユーザーの間では強まっている。そんな背景もあり、いまや従来型のローンも含めれば、前述したプレミアム・ブランドの新車販売に占めるローン利用率は、50%を超えると聞く。
しかしながら、融資は気軽に選んで良い物ではありません。
それもそのはず、結局お金を払うことになりますし、支払い期間は5年前後など、短くはない期間に金利が乗った利息も払わなければいけませんからね。
つまり、ローンは気軽に使える状況にありますが、何も考えないで決めないで欲しい、そうお伝えしたいです。
こちらでは、ローンを有利に使い分けるポイントを解説していきます。
標準金利と金利値引の目安を知る
ローン金利は銀行、ディーラー、中古車店ですべて違うことを確認して下さい。
貸し出し窓口 |
標準的金利 | 値引後の金利 |
銀行 | 2〜3% |
金利値引き無し |
ディーラー(信販会社) | 3.5〜7% | 3.5〜5%近辺 |
中古車(信販会社) | 10%前後 | 8%前後 |
銀行マイカーローンは元々の金利が低いので値引交渉はできません。
ディーラーや中古車店は信販会社にローン顧客を紹介して手数料をもらう仕事!?なので、金利が高目に設定してあります。
特に中古車店であれば、車整備費用や保証分をカバーしたいので金利10%前後は普通です。
従って、金利を高目に設定してあるディーラー&中古車店なら金利値引交渉が可能になる、そうお考え下さい。
金利値引可能になるというか、当然の権利としてできる、その理解で正解です!
補足ですが、ディーラーが扱う信販会社ローンにトヨタファイナンス、ホンダファイナンス、マツダクレジットなど自動車会社名がついていても金利が高いのは同じです。
金利が安いのは自分で申し込む銀行マイカーローンしかありません。
金利値引が有利な月とそうでない月がある
新車ディーラーでは3月や9月の決算期、そして12月ならキャンペーン特別金利が適用されるので、黙っていても通常より安い金利になります。
中古車店の高金利10%も同様に値引されます。
キャンペーン金利を実行する理由は、3月本決算、9月中間決算、12月年末商戦で台数を売りたい、それしかありません。
それ以外の月なら、車値引き交渉時に銀行マイカーローン利用話もチラホラさせながらディーラー&中古車店での金利値引交渉してください。
銀行マイカーローン金利2%や3%と競争できるディーラーや中古車店は皆無!
従って銀行マイカーローンを「チラつかせる」、それが有効に使える値引方法なのに間違いありません!
輸入車なら金利1.99%などありますが、その分として車両代金に利益が乗っているので車値引を頑張るしかない&少し大変です。
次は年間を通しての月別値引対策をお伝えします!
これらを知っているだけで、車購入コストが確実に下がる、その大きな要因になるとお考え下さい。
12月ディーラーキャンペーン時期
12月のディーラーキャンペーン金利を利用できれば、黙っていても2%程度は低くなっているので見逃せません。
でも&しかし12月の車購入では注意点があります。
12月末までに納車完了にならなければ1月納車になる、つまり年落ちの車となってしまうので損になります。
例えば2019年12月登録の車を翌年1月に納車されることで、一度も車に乗っていないのに1歳も歳をとってしまう、それです。
12月31日か1月3日のわずか数日違いの登録だけで年落ちとなる=1年古い車になる=車売却では損になる、それを覚えておいてください。
少なくとも12月中旬での在庫車購入+ディーラーオプションにする方が年内納車の確率が高くなる、そうお考え下さい。
従って12月車購入+メーカーオプションは納期が必要になる=年内納車は危険が危ない!?そうなります。
※メーカーオプションは工場取付専用、ディーラーオプションは店舗取付
1月から3月の決算セール時期
1月〜3月なら決算セール時期となり、引続きキャンペーン金利が適用されます。
ディーラーも中古車店も毎年3月が本決算なので、何が何でも車を多く売るしかありません。
そうであれば無理して12月に新車購入をしなくても良いとも考えます。
12月と1月~3月の値引金額は別として、少なくとも年落ちの車になることはありません。
さらに値引交渉に時間的余裕(アナタに)があるので、1月に軽いお話をして2月、そして3月に決めれば良い結果につながる可能性大となります。
7月や8月のボーナス時期
7月や8月ならボーナス目当てのキャンペーン金利を打つディーラーもあるので確認してください。
キャンペーン金利は各ディーラー都合なので100%何月と何月と決まっている訳ではありません。
例えばメーカーが絶対に売りたい新車が販売された月やその翌月にキャンペーンを打つことも良くあるからです。
そんなキャンペーン金利が4%程度なら、銀行マイカーローンも考えても良いかもしれません。
理由はマイカーローンなら2%~3%前後の低金利だからなんです。
低金利だけでなく、車所有権(車検証名義)も自分なので安心です、いつでも自由に売却できます。
使って良い車ローンと内容を知る
車ローンで利用されている信販クレジットと銀行マイカーローンの金利比較をすれば、どのローンを使えば良いのかが分かります。
車ローンで利用されている順位の1番、2番、3番はこうなっています。
- 中古車ローン(信販クレジット=月賦)※金利10%前後
- ディーラーローン(信販クレジット=月賦)※金利3.5~7%
- 銀行マイカーーローン(正式な審査を元に実行される借入=ローン)※金利2~3%
どうしてその順位になるかといえばローン利用率平均60%以上、中古車と新車の購入比率、使いやすいローンかどうか、それらに関係しています。
- 中古車は新車の約2倍売れている(新車100とすれば中古車200)
↓ - 新車売上台数は中古車の約半分である
↓ - 銀行マイカーローンは新車や中古車両方に使えても、審査が中古車&ディーラーローンよりキビシイ
中古や新車でのローン審査は簡単でも高金利しかない、銀行マイカーローンなら審査に7日間かかっても低金利、その違いがあります。
次は金利の安さ比較だけで使うべきローン、使っても良いローン、使わない方が良いローンをお伝えします。
- 使うべきは銀行マイカーローン(正式なローン)※金利2~3%
- 使っても良いのはディーラーローン(信販クレジット=月賦払い)※金利3.5~7%
- 使わない方が良いのは中古車ローン(信販クレジット=月賦払い)※金利10%前後
- 論外ですが金利が低くても残価設定ローンはあり得ません。リスクが高すぎです。
最後にローン審査時間を知ってください。
ローン審査時間と金利の関係とは?
新車ディーラーローンは中古車ローンは同じ信販クレジットなので、数分~1時間以内で合否判定できます。
どうしてそんな短時間かと言えば、アナタの信用状況を簡単に調べ過去にブラック等でなければOKとなる場合いがほとんどだからです。
銀行マイカーローンはアナタの仕事と勤務年数、前年度収入、過去の信用情報全てを調べるので約7日間の審査時間が必要になります。
約7日間の代わりに、一番安い金利と車所有権が始めからアナタになるメットがあるとお考えください。
じゃあ中古車店や新車ディーラーのローン(信販クレジット)は使ってもメリットがないのでしょうか?
信販クレジットのメリットとデメリット
中古車店や新車ディーラーで申し込める信販クレジット一番のメリットは審査時間が短い=簡単審査、それしかありません。
簡単審査の理由は信販クレジット=月賦販売=月賦払い、だからです。
もっと簡単な表現では、クレジットカードの定額支払と同じです。
クレジットカードと同じでも車は購入金額が大きく、長いローン期間なのでシッカリ金利が付くとお考えください。
デメリットは金利が高いのと車所有権が信販会社にあることです。
※ローン支払完了後に所有権はアナタ名義に移せます。
そんな信販クレジットなら、ディーラーも中古車店も同じ金利のはずなのに違うのはナゼでしょうか?
信販クレジットの新車ディーラー金利3.5~7%と安いのに、中古車ローン10%と高いのは何故でしょうか?
理由はこうです。
- 新車ディーラー保証はメーカー責任=保証で行う
- 中古車保証は販売する店側が全て責任を持って行う
従って中古車店は整備費用や万が一の保証費用財源の一部として金利を高くしている、そうお考えください。
次は銀行マイカーローンや信販クレジットの金利差と支払回数の関係をお伝えします。
ローン金利と支払回数の関係で分かること
車ローンの特徴は3年、4年、5年と期間が短いので金利差が1%、2%、3%くらい違っても、それほど大きな支払総額差にならないことです。
これがマイホーム4,000万円、35年ローンならば、金利差0.25%でも100万円などスゴイ支払総額差になってしまいますが、車ローンの短い期間と金利であれば大きな支払差額になり得ません。
そんな車ローンでおススメなのがボーナス支払い無しの3年(36回払い)、4年(48回払い)です。
どうしてボーナス支払い無しかと言えば、ボーナスは年間支給される給料の一部と考えるからです。
給料の一部なら必ず日々の生活に必要であり、万が一の出費に使うしかありません。
もう少しお伝えすれば「ボーナス支給月に限って突然の出費がある」、です。
アナタも私も「あるある」、そんな記憶ありませんか?
次では金利差と支払回数がどれほどの違いになるかお伝えします。
車ローン期間と金利の支払総額差は小さい
車ローン期間と金利チェックをしました。
車ローン200万円、金利ごとの支払い総額
金利 | 36回払い | 48回払い | 60回払い |
2% | 2,062,248 | 2,082,708 | 2,103,301 |
3% | 2,093,832 | 2,124,872 | 2,156,212 |
4% | 2,125,710 | 2,167,561 | 2,209,946 |
3%金利の48回払いであれば、金利分¥124,872 ÷ 4年=¥31,218/年間金利分となります。
従って毎月の金利負担@¥2,600にしかなりません。
日本はとても低金利なんです!
もし欧米の新車ローンなら金利10%など普通です。
車ローン支払いが楽な日本(海外比較)でも、頭金を入れることでもっと楽になります。
ただし中古車購入なら金利10%もあるので、必ず金利値引交渉をしてください。
先日、都内湾岸にある最大手中古車店でインタビューをした際、数%なら金利値引けるであろう感覚を得ました。
インタビューした人は査定士でもあるので、車原価から整備など全コストを把握しており、その人から金利値引の可能性をシッカリと感じました。
従って中古車店ローン購入なら最低でも2%や3%値引は実行してください。
車ローンに頭金は必要なのか
車ローンに頭金を入れないユーザーが増えています。
これは銀行マイカーローンでもディーラーや中古車ローン(=信販会社クレジット)でも同じです。
車販売店ローンなら信販会社から手数料をもらえるので、購入経費含めた全額ローンを勧めてきたりも普通です。
そうであっても頭金が必要であると考えます。
その理由は「毎月のローン金額を小さくするため」、それしかありません。
アナタが毎月のローン金額を1万円台、2万円台、3万円台にしたいのでれば、それに合わせた頭金とローン回数を選んでください。
それでも日常生活での突発的な出費を想定するなら、ある程度の貯金キープは絶対に必要です。
そうなら少額頭金+毎月少ないローン支払い + ボーナス返済無し、そうすれば安心です。
もし時代が高度成長、高金利、インフレ率も高ければ短めローン期間、または現金購入かもしれませんが、今の低金利&デフレ時代なら大丈夫です。
でも&しかし、できる限りの車値引+ローン金利値引交渉を行い、最小限の支払総額に抑える努力が必要です。
※銀行マイカーローンは元々低金利なので値引交渉できません。
次は頭金の意外な有効利用をお読み下さい
もしもの信用不足には頭金が有効
もしアナタのローン審査で、200万円希望なのに130万円しか貸せない、そんな審査結果が出たらどうしますか?
満額を貸してもらえない理由としては、ローン希望額に対する収入不足、他に借り入れが多い等々あったのかもしれません。
そうであれば、銀行マイカーーローン担当者やディーラー営業マンに理由をシッカリ聞いて下さい。
銀行やディーラー営業マンはアナタの問題を指摘できない立場にあります。
従って、聞けば、尋ねればお金を貸したい&車を売りたい一心で必ずアドバイスをしてくれるでしょう!
その伝え方は「知らない誰かにささやくように」「本当はお客様にお伝えできないんですが」、などと言いながら教えてくれます。
そんな信用力不足をカバーするためには、頭金増額、ローン回数(期間)を短くする、保証人を付けるなどの対応が必要になります。
信用不足に保証人や連帯保証人を付けるリスク
アナタの個人情報によりローン申し込み条件に保証人(含む連帯保証人)があっても、使わないでください。
理由はこれらです。
- 保証人はアナタが返済不履行した場合のみ、法手続きを経て支払いを肩代わりする
- 連帯保証人はアナタが返済不履行をした場合、待ったなしに支払義務が生じる
同じ保証人でも連帯保証人はリスクが高いと感じませんか?
- ローン申請で保証人を求められた場合は低リスク、
- 連帯保証人を求められたなら超高リスク、
そのように理解し行動してください。
車をローン・現金で買う人の割合:まとめ
アナタに一番合ったローンが銀行マイカーローンかディーラー&中古車店ローン(信販クレジット)か考えてください。
おススメは金利も安く、車所有権がアナタにある銀行マイカーローンです。
もし選ぶのがディーラーや中古車店の信販会社系ローンなら金利値引交渉を必ずしてください!
金利1%や2%値引できれば、5万円や10万円値引と同じ意味を持つかもしれません。
そしてローン支払い回数は3年36回、4年48回のどちらかにしてください。
3年や4年ならアナタの生活変化を想定できる時間だからです。
もちろん5年60回でも良いのですが、自分の将来を想定するには少し長すぎるかもしれません。
アナタは5年後の自分と周りの環境を想定できますか?
本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
また「車の買い方【119番】」でお会いしましょう!
下取りを依頼して出された査定額にがっかりすることはありませんか?それは下取りを業者任せにすることが高値の査定額が出ない理由です!
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